2008年11月26日水曜日

癒しと言うこと

ネットである人の日記をみて、想いを新たにしました。

『癒しと言う言葉がうさんくさい』ということは、少し冷静になれば直ぐにわかることです。誰かが、何かが癒してくれると言うことはありません。体が、自ら癒えて行くものです。

それを、どのような目線でサポートするかと言う事が、本来の医療の立場であると思います。

薬が、医者が治すのではありません。療法が、治すのではないです。体、そのものが活力を持って動くなら、治る物は直ぐ快方に向かうし、時間や条件が必要なものは、その条件に合致すれば治ります。

命の持つ『葛藤』、極端な言い方になりますが、生きてゆこうと言う生命力と、その生命力の更新とも言うべき細胞の死滅。それが、体感できるのが、病、と言う事が出来るでしょうか。

私は、日ごろから、病を利用して、その現象の意味を全うさせるモノは何だろうかと、考えています。

チベット仏教医学などでは、意識のあり方が病を生むとしていますが、意識のあり方の何処をどのように操作すればよいのか、頭で解っても使えないので、手の内の感覚として再構成出来ないものかと探求しています。

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