2008年2月22日金曜日

芦分舟‥あしはあしでも足なんですけど19

風邪の発熱は、ピークを迎え下降して、一旦平熱より低くなり、調整を完了して平熱に戻ると言う事が野口晴哉氏の観察で言われていますが、大人に意識の変化が観られにくいと言うのは、その低い時に安静にしていなければならないと言う事があり、家庭で無条件に生体反応で生活できる場と言うのは、およそ幼児期にしか求められないからではないかと考えます。平熱に戻ると、動いてしますのでそれがなかなか叶わないようです。

社会生活を行っていると、実際の身体の要求とそぐわない行動を取らざるを得ない場合が殆んどです。
身体に掛ける負荷は、免疫機能に対するもの、例えば傷を化膿させて、新しい組織と入れ換えさせる事や、危険を察知して、身体を臨戦体制にすると言うような、非常に基本的で、必要なストレス以上に、いちいち頭で理解し識別しなければならないような類のストレスが多いようです。結果身体の欲しいストレスと、社会が強要するストレスの二種類以上のストレスを処理しなければならなくなりました。

だから、好きな事に置いて起こるストレスは成長へと導きますが、不本意なことをして起こるストレスは停滞以上のものをもたらさないようです。

桔龍屋記す

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