2008年2月26日火曜日

芦分舟‥あしはあしでも足なんですけど20

だから、好きな事に置いて起こるストレスは成長へと導きますが、不本意なことをして起こるストレスは停滞以上のものをもたらさないようです。

さて、いままで、色々並べましたが、実際思う以上に、身体には染み着いた思考パターンがあります。そういう状態を理解した上で接する必要があります。実際にどのような手順で、身体にアプローチしてゆくかと言うと、触れた場所から、まず陰陽の差を読んでゆきます。これは針灸などの東洋医学で行われる物と共通しています。皮膚感覚による、左右の大小や、熱さ冷たさ、張り具合、硬さ、湿り気、触れたことに対する反応、等、感じれることの全てをそこで感じます。
そして、そこから延長して身体の中の状態を、探ってゆきます。意識を向けると反応があります。それを音として感じたり視覚的に感じたり、触覚として感じたり様々ですが、私の場合は専ら、色、形で感じる方が多いです。探っているときは音的に感じているようですが。

陰陽の差が認識できた後は、只それをバランス取れるようにすれば良いだけで、それを何処に基準を持ってバランスさせるかと言うことが大切になります。

痛みを取ることに集中すると、折角の生体反応を阻害する事もあり、根本的な解決を先送りすることにもなりかねません。

基本的に必要なのは、重心の取り方で頭部と腰部それぞれの重心に合わせる事です。それが呼吸と揃う必要があります。

実際に整体術をするところは、背骨をどうこうするわけで、手順としてはこの三つが含まれていますが、あまり良く感覚された上で施術はされていないようです。

それを合わせる時に、身体の癖に乗せて、自覚させながら誘導すると、良い結果に結び付くようです。

またこれは私の考えですが、今痛みが取れるより、生活の中で回復して痛みが取れた方が、有用であると思うのです。施術完了時をピークとするのではなく、それから日常に戻ったときに、その癖を利用して経過し痛みが取れると言う、後からピークが来るようにしています。個人差はありますし、同一人物でも、その時々で差はありますが。


桔龍屋記す

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