芸術と言っても、価値があるかどうかは問題に出来ないので、その人がその人なりの興奮と躍動を感じることが出来たなら、その作品は、その瞬間芸術であって、それが生まれ落ちた後、芸術的であるかどうかはその時々の環境が保持するだけなので活動そのものには優劣はありません。
しかしながら、それが認められる事によって、世界に影響が与えられるのも、芸術の場合は格別に嬉しい事であります。新しい作品が喚起する価値観の変化は、世界を変化させて行きますから、実に、文字通り創造的な作業となるものです。そういう意味では、想いが形になって行くことは、その内容の貴賎に関らず芸術的であるとも言えます。
人間の根本的なあり方には芸術性は欠かせないと言うことが出来るでしょうか。
桔龍屋記す
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