2008年1月20日日曜日

芦分舟‥あしはあしでも足なんですけど5

それを逐一処理するのは非常な浪費であるので、共通に認識していると言うプロトタイプを、つまり常識ですが、それを用いることで、浪費はほとんど起こらないと言って良いのではないかと思えてしまう位なのではないだろうか。

その分、余力を創造的な活動に用いるのが、完全燃焼させるには良いと思われますが、一般にはそういうわけにも行かないようで、また、どの方向に創造的であるかと言うのは各々の癖と言うものがあり、場合によっては、あまりよろしくない方向に創造的である人がでて来る事にも成るが、それは致し方の無いことであります。

どれほど優秀な人ばかり集めても、その中でやはり優劣と、働く人とサボる人がでて来るのは、それこそバランスを取っているわけであります。そういう事も考えますと、定めて組織的であるのは、流動性を必要としていると言うことでもあり、人体にとっては、その低き汚き部分の担当は幾つかありますが、正常に滞りなく機能している場合は、汚れや不要物を排泄する事は必須の事態です。

人の身体も淀み無く流れるのが良いわけですが、只の素通しでは、栄養の摂取も、分配も事欠く訳で、そこに自ずから、消化しては流す、貯めては流す、醸しては流す、というリズムが生まれます。バイオリズムとか言うのでしょうか?自分で分かるのは呼吸ですね。ホメオスタシスとは恒常性と言われますが、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質、あるいはその状態のこと。生物が生物である要件のひとつであるほか、健康を定義する重要な要素でもある。生体恒常性とも言われる。

流動的な世界にあってそれに意識を持って行かれること無く、何か定まったものがあるように錯覚できる、身体的な機能です。流動的であれ、恒常的であれ、それを認識するのにも、その連続体を切り分けるのはリズムで行われます。

人にとって、肉体的にも精神的(神経情報)にもそれが分かる形であるもの、関れるものは、呼吸と言うことになります。

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